埼玉県宮代町の、笠原小学校と進修館を見学しました。両方とも、象設計集団による設計です。
我家からは電車で1本!、しかし片道2時間!!、3線相互乗入れ路線の端〜端への小旅行でした。
笠原小学校

一つの教室(畳の小上がりや、手洗い、トイレがある教室も)に、テラスや下駄箱スペースがくっついて、この一セットが、一つの家のようになっていて、家と家がすこしずつずれながら、つながっている。
「教室はすまい」「学校はまち」「学校は思い出」が主題。あらかじめ図面・文章・写真など見ていたのだけど、実際行ってみると、予想以上に、各部分、濃密に、設計されていて衝撃的でした。

なんとも、楽しそうでした。教室や廊下から広がる眺めも素敵です。
しかし廊下はほぼ外だから、真冬は寒そうかな、、
進修館

庭を丸く囲むように半地下・地上の2階建ての建物があって、ランドスケープと建物の関係が素敵でした。
最近2度、行く機会があって、ともよてもよく市民につかわれていることも伺えました。
2〜3人のちょっとした相談会?からお年寄りのサークルの集まり、子供の英語教室、女性の集まり、介護実習など
笠原小学校も、進修館も、建物の設計の密度も濃くバリエーション豊富なのですが、ランドスケープというか、地形の操作も、素敵でした。
さらっと平地にして芝生や舗装で処理してしまうのでなく、
緩いすり鉢状の地形や、土手、築山が、場所を特徴づけしてうまく場所をつくっているように思いました。
そういえば、この近く動物園に行った際、うちのチビさんがこの築山で休憩したいと言ったので斜面に座っていたら、広場をはさんだ対面の築山で他の親子が相撲を取っていました。
なるほど、築山≒土俵、そういう見立てもあったか、、となんだか納得。
posted by hitomi tsuji at 08:12|
わが家
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