2017年08月31日

観音堂の上棟

R0001136.JPG
プレカット図面で四苦八苦していた観音堂の屋根が上棟しました。
複雑な部分が沢山あったので、きっと予定通りには行くまい、、と身構えていたのですが、思ったより早く、スムーズに上棟。

図面通りに組み立てられたという事は、屋根を受ける下地の壁が高い精度で出来ていて、架構の組み立てを大工さんがよく検討していて、その他、現場全体の事前の準備が万全だったという事なので、素晴らしい、、とうなるばかりです。

この建物は、MID研究所に構造設計して頂きました。
三角形の平面(間取り)なので、大きい三角形を分割した細かい三角形のマス目全てに梁を配置する案で相談した所、梁が過剰!といわれ、
長い梁を短かい梁に分割し、要らない梁を抜いて、梁同士互いで支えあう「相互依存」の考え方だと梁サイズも小さくできる、ということでこのような形を提案していただきました。
その「相互依存」という言葉が、哲学的に聞こえて、お寺の観音堂という存在と繋がって素敵な話ができるのでは?と、とても印象的でした。


今は、屋根架構に負けないよう内装などディテールを一生懸命検証しています。



posted by hitomi tsuji at 12:00| 工事中の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする