2015年09月30日

広場へのアプローチ

再来月予定の地元農家さん達を歩いて巡るイベントの下見に参加しました。
この道ウン十年の大先輩方についていくばかりでしたが、育っている野菜を見るだけでワクワク。
農家さん達其々の考え方などお話しも聞けて、いい時間でした。
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又、下見コースの近くにあり、来月音楽会が予定されている、とんもり谷戸を紹介してもらいました。
バス通りから畑の脇を入り、湧き水の音がする小川脇の小道を抜け(蛍もいるらしい)、
さらに森の中のほの暗い木立をくぐって階段を上ると、、
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急にぱっ!と明るく開けた場所が、山の斜面を利用した野外劇場型の小さな広場でした。
(写真向こう側は斜面状で、ちらりと見えるのがステージの屋根です)
地形を利用した程良い広さの劇場と、辿り着くまで期待感を高めていくような緩急のあるアプローチ!
本番は夕方。篝火も焚くそうで、劇場に来るまでも着いてからも、非日常の素敵な雰囲気になりそうです。

住宅でもそうですが、特にこういう行事のための非日常な空間は、
そこに辿り着くまでのアプローチが重要で、割と時間をかけて考えます。
後で、「そこはどんな場所だった?」と聞かれて思い出す時、
「人通りの多い街中だったけど一歩入ると落ち着いた雰囲気でー」とか、
「木が沢山ある庭を抜けるとふっと開けた場所に入口があってー」とか、
「ほんまに店あるんかいな〜っちゅう細ーい路地を歩くとなー(父お気に入りの飲屋があるそうです)」とか、
自分の辿った足取り順にその場所を思い出す気がします。
つまり、まず最初にアプローチなど建物の周りの環境からその場所を思いだすので、周囲の環境づくりは大事だと感じます。
更に、アプローチの視界の開け方や雰囲気などに緩急があるとその変化を楽しめるので、
歩いて楽しかった、又はハラハラドキドキした、素敵な場所として印象になるように思います。
そういう事の、お手本のようなアプローチでした。





posted by hitomi tsuji at 14:14| 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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