2018年05月26日

客殿の改修工事

ゴールデンウィーク明けより、お寺の改修工事の現場が始まっています。

既存の部屋が、幅広い年代・状況の方々により使いやすくするための改修です。
畳敷の部屋をフローリングの椅子座の部屋にしたり、2室の区切りを固定壁から建具にして大きな部屋としても使えるようにしたり、玄関にカウンターを設けたり、手すりを設けたり、、という細々としたことを計画しました。
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祭事以外にも書道、着付け、写経、ヨガの教室など、様々な活動で檀家さんや地域の方々にも親しまれているお寺です。
改修で、使い勝手がよくなると共に、より親しみやすい雰囲気になると思います。
posted by hitomi tsuji at 17:59| 設計の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月10日

九谷焼美術館

東京→金沢→加賀温泉で宿泊し、翌日は加賀周辺をまわりました。

目的の一つの九谷焼美術館。
ずっと、行きたい!と思いながら機会が作れず、忘れかけていた頃にJRのCMで吉永小百合さんとともに映っていて(それも5年くらい前か?)思い出し、やっと、行くことになりました。

庭のランドスケープ、美術館ともに、多様なデザイン要素がちりばめられていて、多様な文様で埋め尽くされた九谷焼の皿のよう?
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庭にある、いろいろな水の流れる装置。九谷色のモザイクタイルが共通して使われている
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側溝底もタイル張り。
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建物の色、手すりの形なども個性的。2階テラスの軒下はサーモンピンクで、直接庭にでられる
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エントランスの壁。九谷色のタイル、コンクリートも様々な仕上げ方法で、傘掛けもかわいい
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ショップ・カフェコーナー 
ステンドグラスが九谷色。天井割付もデザイン、デザイン
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カフェテラスから庭が眺められる。
常連さんのような方がちらほら。
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近くに保育園があるようで、子供たちが庭をぐるっと、わーっと走っている姿がみられました。
設計した建物、庭が地域の人たちの日常にとけこんでいる様子がみられたら設計者として幸せだよなーと、羨ましくなる風景でした。

posted by hitomi tsuji at 19:17| 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月08日

金沢21世紀美術館

GW直前の平日に、金沢・加賀に行ってきました。目的は21世紀美術館と九谷焼美術館

まずは21世紀博物館。
薄い屋根、透明なガラスだけで出来ているように見える極々ミニマムな外観。
墨田北斎美術館にも感じたのですがSANNA設計の建物は、それ自体が現代アートのようです。
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そして、平日だというのにチケット売場は長蛇の列!
完成後10年以上たっていますが、変わらず金沢の人気スポットのようです。
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金属板の天井が、芝生の緑や、桜の花のピンク色(ちょうど散った直後のようで)を写していて不思議な感じの美しさでした
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ショップコーナー。パンチングメタルの円形の壁で全体が透けていて美術作品の一つみたい
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子供のプレイルームもあって、うちの小さい人は色んな工作を満喫できたようです。

気になったのは音。建物に入ると、人の声、ロッカーの開閉の音などがウワワワーンと響き、こもっている感じでした。内装材がガラス・金属板・モルタルなどツルツルした反射しやすいもので出来ていること、建物が円形で音が回りやすいこともあるのかな?
また”開かれた美術館”というコンセプトからすると、庭と一体的に使えるような開放的なスペースがあってもいいのかな、と思いますが、そういう場所はなさそう。建具などの諸々の細工があると、トーメイな壁には見えなくなるからかな。すべてはミニマムな外観のため。アートのような建物の姿がSNSの写真でも広がって、観光目的地の一つになっている?


その後、少し歩いて鈴木大拙館。
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上野の法隆寺宝物館や、愛知の豊田美術館と同じ谷口吉生さん設計で、静かな雰囲気を堪能する素敵なところ、でした、、ので、
子供を連れていく所ではなかったかな、、騒がなかったけど、係の方に常に気にされている感じが落ち着けず、残念。改めてもう一度行きたいです。
posted by hitomi tsuji at 11:57| 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月17日

床材

先日、床材の打ち合わせのためにフローリングのサンプルを取り寄せました。
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左から順にキリ、スギ、ヒノキ、クルミ、欧州アカマツ、ラーチ
左のほうが温かみがあり柔らかく足腰にやさしい反面、傷がつきやすい、そして右に行くほど硬く、温かみの少ない材料になります。
今回は温かみのある床材、ということでこれらのサンプルを取り寄せましたが、よく使われるナラとかオークはこらより硬い材料になります。

床暖房全盛!の時代ですが、こういう温かみのあるフローリングにすることで床暖房の導入・ランニングコストを抑えたり、足腰へのやさしさを優先する方法も、ありかなと思います。
posted by hitomi tsuji at 12:39| 設計の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月03日

名古屋の住宅の引き渡し

名古屋の住宅の引き渡しがありました。

工事を担当していただいたアーキッシュギャラリーより、基本設計時から引渡しにかけての記録写真による報告があり、アルバムを見るような気持ちで懐かしく振り返ることができました。

現場監督が配合を検討してくれたピンクの色付モルタルのサンプルの写真もありました。
おかげさまで、ちょっと華やかさのある玄関スペースとなりました。
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玄関からつながる場所も雰囲気良く仕上がり、これからの季節気持ちよく過ごせそうです。
窓の向こうは桜の木!和室で昼寝したいなぁ
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設計事務所も一生懸命に納まりや、材料や、色や、現場の製作方法や、工事に関わるあらゆることを検討をして図面や文章で表現、提案しますが、実際に創る工務店や職人さんの力、理解と、何より情熱!あって建物ができあがるので、助けられました。

外構植栽工事はこれからです。窓から見える景色がまた変わるので楽しみです。
posted by hitomi tsuji at 17:07| 工事中の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする